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日本機械学会2022年次大会
 @ 富山大学・富山 (2022年9月12日~9月14日)


2022年9月12日(月)~14日(水)富山大学で開催された「日本機械学会2022年度年次大会」にM1橋本,M1水野が参加しました.
M1の橋本は12日にポスター発表,M1の水野は14日に口頭発表を行いました.共に初めての学会発表であり,各々緊張した面持ちでしたが無事に発表を終えることができました.また質疑応答の際には,他大学の先生方や企業の方々から様々なご質問やご意見を頂きました.結果,自分たちの研究に対する知見を深めることが出来ました.さらに,様々な分野の研究者の方々の講演を聞いて,自身の研究に対する視点を増やすことが出来ました.本学会で学んだことを今後の研究活動に活かしたいと思います.
 最後に今回の学会発表にあたりまして,ご指導いただきました菅田先生,曙先生,荒川先生に心より感謝申し上げます.
(文責 : M1橋本,水野)



(M1 橋本の発表)
私は本学会に「ポスター発表」として参加致しました.他大学の先生方や企業の方からご指摘いただき,今後自身が見直すべき内容が明確となりました.また他人に自分の考えを説明する難しさを感じたので,より簡潔に考えが伝えられるように努めていきます.



(M1 水野の発表)
初めての学会発表でとても緊張しました.発表を通して自身の研究内容を聞き手に説明することの困難さ,聞き手に伝えるためにはどの内容の説明に時間を費やすのか等の工夫する必要があることを実感しました.簡潔にわかりやすい発表をするように努めます.



学会後に岐阜県「白川郷」を観光しました.壮大な自然に触れ,学会の疲れを癒すことが出来ました.



白川郷名物「白川郷プリン」を堪能しました.普通のプリントは異なり,透明なプリンでした.とてもおいしかったです.


振り返り
 本学会での研究発表を通して,実験することの重要性について改めて実感しました.曙先生からご指摘があったように,解析は実験結果を裏付けるツールの一つに過ぎず,解析のみに注力しても人を納得させるには至らないことを学びました.研究の根幹には実験結果という事実があり,ここに最も注力する必要があることを実感しました.当たり前のことではありますが,今後は,解析のみではなく,疲労試験,き裂観察,破面観察等の実験も並行して取り組んでいきます.
 また,本番当日の質疑応答ではき裂の3次元化やき裂進展経路観察結果に関する質問が多く見受けられました.発表時間10分という限られた時間で,研究背景やFEM解析の説明に費やす時間が長すぎて,重要な実験結果の内容が上手く伝えることが出来なかったことが要因であると考えます.自身の研究内容を聞き手に説明することの困難さ,聞き手に伝えるためにはどの内容の説明に時間を費やすのか等の工夫する必要があることを実感しました.
 本学会では企業の方の貴重なお話を聞く機会がありました.二輪車に関するお話をされており,自動車のみならず二輪車もマルチマテリアル化による軽量化が進められると同時に異材接合技術の進歩が求められていることを知りました.また,マルチマテリアル化による異材接合の適用した場合の評価方法の開発・統一化,そして,強度信頼性を確保するためには応力状態や熱的影響,腐食など考慮する要因が多々あることを学びました.大学で学ぶことが困難である,二輪車業界の動向や二輪車事業を手掛ける企業の考えを知ることが出来ました.


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