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International Conference on Advanced Surface Enhancement (INCASE2019)
 @ シンガポール (2019年9月10日~9月12日)

 2019/9/10~12の期間にてシンガポールで開催された1st International Conference on Advanced Surface Enhancement (INCASE 2019)にD3荒川が参加しました.同会議は表面処理に関する開発プロセスおよび評価技術の発表に関する国際会議です.また,この会議は第一回目で,スポンサーとして日本からはIHI株式会社,パルステック株式会社などが協賛しておりました.私自身,表面処理(USP処理)の研究および論文の執筆活動をしておりましたので,同会議は非常に勉強となるものでした.次回は2021年にアジアで開催されます.次回の会議にも参加し,表面処理に関する知識および最新の研究事情について学びたいと思います.加えて,自身も発表し,様々なご指摘をいただきたいと思っています.
 最後に,本国際会議に参加するにあたり,論文指導等をして頂きました菅田先生,曙先生に心より感謝致します.また,国際会議の実行委員でありますARTCの伊東様に心より感謝致します.
 
(文責)D荒川



学会会場の様子.比較的大きいホールで講演会が行われました.写真はプレナリーセッションの様子で,発表者はIHI株式会社の方です.発表内容は積層造形技術に伴い形成される表面粗さの低減技術の開発に関するものでした.



学会会場入口の様子.INCASE2019と書かれたボードがあり,そこで写真を撮りました.



Registrationデスクの様子.ここで参加登録を済ませ,学会に参加しました.



マーライオンと記念撮影.マーライオンは思ったより大きく,迫力がありました.



マリーナベイサンズとマーライオン.やはりシンガポールといえばこの二つ!なんとか,一枚の写真に収めました.



ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ.マリーナベイザンズの裏側にあるこれまた有名な庭園です.
夜には光と音楽のショーが開催され,多くの人で賑わっていました.


その他,シンガポール国立博物館へ行った感想.
シンガポールはマレー半島の下部の小さな島で,元来より貿易を商いとして栄えた街です.また,日清戦争にて領土を拡大していた日本は中国南部,東南アジア,そして1940年代にシンガポールを植民地化しています.北は満州,南はシンガポールを支配下としていた日本は広大な土地と人員を得ることができ,日本の文化・日本語教育を植民地へと広めていきます.こうした支配が数年続いた後,第二次世界大戦中にアメリカ合衆国より広島・長崎に2つの原子力爆弾が投下され,日本は無条件降伏,いわゆるポツダム宣言に受諾せざるを得ない状況となりました.これ以降,植民地化した領土を手放し,その後,アジアにて様々な独立国家が生まれます.シンガポールもその一つで一時はマレーシアの領土となりますが,政治的,経済的な不一致から分離し,いまのマレーシア,シンガポールそれぞれの独立国家となっています.シンガポールの独立は比較的早く,1946~1947年の間には独立していました.また,上述したように日本の支配下にあったにも関らず,親日というのが現状です.この所以は(持論ですが)日本は独裁的な統治をせず,住民に仕事を与え,高等な日本教育を受けさせた過去があるからなのでは?と推測しています.以上,シンガポール国立博物館に行った感想でした.


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