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海外インターンシップ
 @ Sunchon National University, South Korea (2024年8月1日~8月30日)


 2024年8月1日~30日の期間,韓国のSunchon National University Metallurgical Materials Design Laboratory(以下,MMDL)に留学してきました.MMDLは,AlやTiなどの軽金属材料を対象とし,材料の創製やナノスケールでの評価を行っている研究室です.私は,1か月間粉末冶金を用いた材料の創製およびその粉末の分析・観察に関して学んできました.留学を通して,一つの試験片を作製することの大変さ・難しさを痛感し,普段多くの試験片を使用し,研究していることのありがたみを知りました.さらにディスカッションや研究中の会話から,材料を評価する側の考え方とは全く異なると感じ,1か月間という短い間ではありますが,材料を作製する側の考え方・視点を学ぶことができました.この経験を今後の研究活動に生かしていければと思っています.
 最後に本留学を快く受け入れていただいたShin先生,いつも優しくフレンドリーに接してくれ,たくさんの思い出を一緒に作ってくれたMMDLの学生たち,また,留学に行くにあたりたくさんのサポートをしていただきました菅田先生,曙先生,小川先生に感謝申し上げます.
 今回の留学は広島大学工学部後援会にご支援していただきました.感謝申し上げます.
(文責 : D林)





 

 

 

 

留学中は,研究だけでなく,MMDLの学生とビリヤードやボウリング,ボードゲームなど様々なことをして遊びました.初めて体験することも多く,教えてもらいながら楽しい時間を過ごすことができました.韓国も日本と同じで居酒屋で飲んだ後はカラオケにいくのが定番らしく,韓国のカラオケも体験してきました.また,サムギョプサルやカルビなどの有名な韓国料理からオリ(あひる)やジャージャー麵など韓国でしか食べれない料理まで様々な韓国料理を堪能してきました.個人的にはピンスというかき氷がお気に入りで,機会があればまた食べたいなと思ってます.
 

 

 

 

 

 


留学前,1か月間は長いと思っていましたが,終わってみるとあっという間で,最後の方はもう少しいたいという感情の方が大きかったです.言葉や環境,食事など不安な面は多数ありましたが,実際留学に行ってみるとその不安な面も楽しみながら過ごすことができました.私は博士課程後期2年生であり,研究室内では一番上の先輩であるため,日々責任やプレッシャー,不安などを少し感じながら研究生活に励んでいましたが,留学中はすべてを忘れ,新しい技術や知識を習得することを純粋に楽しみながら研究することができ,学部生時代に戻ったような感覚を味わうことができました.留学を通して,日本ではできない貴重な経験をすることができ,自身のキャリアプランを見つめなおすいい機会となりました.このような機会をいただけたことに感謝し,今後も頑張っていきたいと思います.

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